大変に難しい質問ですが、よく問い合わせ頂きますのでなるべく詳しくご説明いたします。
染裕では、藍染の染料として蒅(すくも)、生葉、インディゴケーキ(インド産天然藍/固形)、インド藍液、大和藍、紺屋藍、インジゴピュア(合成藍)等染める生地と表現したい柄によって様々な原料を使用します。
- 本物の藍染定義を、蒅の天然灰汁醗酵建のみと定義するならば
染裕藍染は該当外となります(天然灰汁醗酵建では染めておりません) - 化学染料(硫化染料等)での藍色の染色ではなく、還元酸化を経た生地への定着を定義とし、合成藍を含むとするならば本物となります。
- 天然染料のみを定義とするならば、製品によっては合成藍と併用、又は合成藍のみで染色する場合があり、一概にはご返事できません。
藍染の原料、染め方法は時代とともに様々な創意工夫が繰り返されてきました。染裕のメインコンセプトは「現代日本人のライフスタイルにフィットした職人仕事でも民芸でもない新しい提案」としています。
藍染の「原料」や「染め方」にこだわり古来の藍染を追求するよりも、”今”を生きる現代人のライフスタイルに適した藍染に重きをおいています。